俳句の門をこじ開けろ

「五月雨や大河を前に家二軒」


与謝蕪村の代表的な句なんだけど、これについて学んだ。
すこぶる楽しかった。
助詞「を」の凄さや、何故二軒なのか、なんていうのにガガンときた。

で、僕の知っている中で最高のインテリジェンスの持ち主と、次の日会うことができたので、思わず訊いてみた。


すると、松尾芭蕉の「五月雨を集めてはやし最上川」や、蕪村、一茶、芭蕉の句について色々と訊けた。
訊ねた以上に訊けた。憶えてないくらい訊けた。

インテリジェンスの塊が言うには、この蕪村の句は想像の話ではないか。というのである。
芭蕉に影響をうけた蕪村は、想像で句を詠んだ。「最上川」みたいな具体的な名詞が無くて、とても抽象的。
絵を描く蕪村は、写実的に句を詠んだ。

なんの。
想像の。

それを、後世の我々が、「ああだ」「こうだ」と話し合う、おかしみ。


他人の想像の風景や思いを、共有しようとする人たち。

少し無理があるのではないかい。


まぁ、僕の場合、作詞に活かせれば。という欲があっての、好奇心なんだけど。

一段と、モテ路線から遠ざかるこの感じ。
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by gigi666 | 2010-05-30 21:58