ようこそ、心の模様へ


by gigi666
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興味が無い(とりあえずお試し小説)

ものを書いてやろうと思いまして、出来そうだったし。でも意外と難しいもんですね

面白い内容がね、なかなか

書けば書くほどつまらなくて

頭の中で既に完結してしまっていて、字にすると妙に面白くない


最近、気が付いたんですが、会話の最後は「。」は付けないみたい!

オー!

知らなかったヨー!


本当はもっと続きがありますが、イマイチなので


「時代の流れは、携帯電話のメールを打つ親指の速さで流れている」
「街を着こなす」

的な洒落た比喩、ちゅーんですか?勉強せなね


まぁ、読んでみてください↓

◆ ◆ ◆興味が無い◆ ◆ ◆

 興味が無い。友達のナツオも、学校一の美人とウワサのリサも。先生も、家族も、自分自身も。朝起きて、学校へ行く。適当に過ごし、家に帰り、そして寝る。真夏の寝苦しい夜のように、永遠に続くと錯覚し、恐怖さえ覚える無味無臭の毎日。まるで誰かに操られているみたいに、作業的に毎日は進んでいく。今なら、神さまの存在も頷ける。きっと神さまって奴は、女々しくてお調子者。人間でいうと25歳位の無職の男だろう。
 
 我が家の朝食は、決まってトースト。昨日もトースト。きっと、明日もトーストだろう。いや、きっと、などではなく、必ず、だ。しかも、マーガリン。バターは高いから、マーガリン。ジャムなんて代物は、我が家ではハイカラでサブカル。これだけ毎朝マーガリン・トーストばかり食べていると、自分がトースト中毒者のように思えてくる。今日から、好物を聞かれた時は迷わず「マーガリン・トースト」と、答えることにしよう。飼われているペットのような、一般の中学生には一日に三食しか、食べるチャンスがないのに、我が家では、その貴重な一食目を、トーストで埋め尽くされてしまっている。退屈だ。今日も変化が無い。
 
 僕は冴えている。冴えている中学二年生だ。この並み以上の〝冴え〟が僕を〝並み〟にする。映画ならエキストラだ。フィルムに写り、ギャラも手にする。この脚本通り、確信犯的に抑える行為が、日常の変化を潰す。「退屈」という言葉。嫌いじゃない。むしろ、心地良くさえある。
 しかし、どうだろう。このところ、うちの学校は色気づいている。子供が大人のマネをして、愛だの恋だのと、騒ぎ立てている。僕はこの波に乗り切れていない。波にのる気も無い。そのくせ、興味があるようにふるまっている。恋愛・丘サーファーとでも呼ぶべきか。この恋愛ムーブメントは非常に厄介だ。変化や波風を嫌う中学生には、とてつもない事件なのだ。そこで僕は一策を興じることにした。
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by gigi666 | 2006-10-24 11:32