失はれる物語

どうしよもない物語を読む

主人公が交通事故遭い、右腕と思考回路以外、麻痺するというもの
右腕といっても動かせるのは指先をかろうじて。感覚は右腕に感じるだけ。よって、字も書けない

主人公には産まれたばかりの子どもと妻がいる


夫想いの妻は、毎日腕に子どもの記録やその日の出来事を指でなぞり伝える


月日が経つにつれ、妻と子どもの人生を拘束しているだけに過ぎない自分に嫌気がさしてくる

今の自分には指先しか動かすことができない、自殺も選べない。落胆する主人公

しかし、主人公は死ぬ方法を思いつく
その方法とは今後一切、指先を動かさないというもの。そうすることで、妻と子どもを解放しようというのだ

結果主人公は、死んだふりに成功。家族を解放し、主人公は沈黙と暗闇の中を思考力だけのまま生き続けるという物語



どうしようもねえな
[PR]
by gigi666 | 2007-05-12 18:37