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by gigi666
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進化する感性

明治時代の作家・国木田独歩という人がいる

「武蔵野」という作品の中で、夏の葉桜についてのエピソードがある


ある夏の出来事
桜の名所に着いた独歩はある一軒の茶屋へと立ち寄る。その店の店主(老婆)に質問を受ける
「桜は春に咲くのを知らないのか?」と、馬鹿にした調子で

独歩は思う
「この人は葉桜の美しさを知らない。ただそれだけのこと」



満開の桜が美しいことを日本人は大昔から感じていた。それに対し、独歩の感性は新しいものだった
葉桜が美しいと感じる感性は、言うなれば気付きであり、それを読んだ人は「葉桜を美しいと感じとることができる」と知る


それから何年も経ち、今となるわけだけど、感性は進化したのかどうかは謎。でも知ることで感性を広げるキッカケには充分なる

てことで、また一歩広がってしまった前田の感性



余談
散る桜を美しいと日本人は感じるがゆえに、日本人は去り際にこだわるらしい
DNAの狂気
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by gigi666 | 2007-12-16 23:59