ようこそ、心の模様へ


by gigi666
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ジェットコースターVS 俺

これは俺がUSJへ行き、「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド(たぶんこんな名前)」に乗った記録である

俺の前に立ちはだかるライド。ジュラシックでもスパイディでもなく、ライド。飲み会で酒に強そう(本当は下戸)と、適当なフリを咬まされるのと同じで、ジェットコースターを好きそうに見える俺だけど、ジェットの快感をまだ知らない。今まで乗ったことがない。未知の恐怖がそうさせるのだ。ヒビっているのである

この日、遂に経験する。さらば青い俺
ライドを好む輩を見回す。女・子どもが好む傾向にあるようだ。それならば、俺は選択する。ノルかソルかならば当然ノルだろう

実は過去にいわゆる絶叫マシンにライド・オンしたことがある。バリ島での逆バンジーがそれだ。ボロい椅子に座って、ゴムの反動で空中に放り出され、自分の意思にそぐわない動きに身を任せるしかないという、強制的拘束感に恐怖するしかないマシン

少なくとも逆バンジーよりは安全面での信頼性の高いライドに乗る。恐怖心を超えろ、俺にはそれに耐えうるだけの精神力が備わっている筈だ

順番がきた。前から二番目。乗った経験がある奴なら分かるだろうが、助走が早い。じらさない。ヤツは回転率を早める為、初動時間が短い。「俺、ジラすのって、嫌いじゃないんだぜ」と心の中で叫んだ瞬間、放り出される。free fallかい?これがそうなのかい?好きなだけ上下に波打って、五臓六腑を持ち上げれば良いだろう

ジェットが終わる。心が乱れているのが分かる

もう一度思い返す。俺は俺の恐怖の原因を知るため、乗っている最中常に神経を集中させていた。恐怖を感じるのは、一回目の長い落下の時。そして二回目、後は消化試合。目を開けていたが、視線は馬鹿みたいにコースをなぞるだけ。やはり恐怖は上下の動きにおける下の部分。スピードと捻りはオマケだ


この世には、自分の力など遠く及ばないことが沢山ある。ありとあらゆる殆どがそうだろう
これほど成す術が無いと言うことを、リアルに感じられる瞬間は他にない
乗り物のくせに移動手段ではない。こんな非生産的な乗り物に群がるとは。命をかけてまで。人間というやつは、なんと愚かな


二回目は後ろの方。やはり恐怖する。好きではない。好きではないが、二回乗ったということは、克服したと言えるのだろうか(後ろの方が恐怖するというデータ)


もし三度目を乗ったとしても恐怖するだろう
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by gigi666 | 2008-04-18 23:18