ようこそ、心の模様へ


by gigi666
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15歳と俺in 電車

地元の中学生と電車で一緒になった。

人なつっこい人柄で元気な印象の彼。今まで会話をした経験は無い。偶然同じ電車に乗り合わせて隣に座ってきた。どうやら会話を楽しみたいようだ。

僕はその時、ケータイでブログを書いていた。

「そのケータイちっさ」
そう言うと、彼は自分のケータイをちらつかせた。スライド式の最新のやつだ。ボディがつやつやしていて、手に入れたばかりというのが簡単に見てとれた。彼のケータイの感想はスルーして言葉を返す。
「小さいでしょ。めちゃめちゃ気にいってるねん。このサイズと色味はなかなか無いからね」
と、前田の小さなこだわりを説明する。
「赤が好きなんだけど、これくらい深い赤でないとあかんねん」
「ほんまや。時計もイヤホンも」
「イケてるやろ。全身じゃ意味ないねん。チラッと見せるくらいが格好良いと自分では思ってんねん」

そう言いいながら彼のリアクションを楽しむ。彼は言葉は発することはなくニヤリとした。僕が思うに「こいつは変だ」と感じたに違いない。だが、嫌悪感は出していない。あくまでも友好的だ。

もう少し色々な話をした。そうして彼は電車を下りた。


多感な時期の彼に芽を植えた。彼の感性が、前田の感性を受け入れるかどうかは彼しだい。
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by gigi666 | 2009-03-26 18:14